2020年東京オリンピックに向けて、日本は今、積極的に外国人観光客を呼びこもうとしています。「東南アジア・訪日100万人プラン」が政府から打ち出され、昨年より観光ビザが緩和されたタイ、インドネシア、マレーシアからの訪日観光客は前年比148%増と驚異的な伸びを示しています。これらの国々は平均年齢も23~38歳と若く、イスラム教徒(ムスリム)の割合が非常に多いことが特徴です。
ムスリムには生活規範となる「ハラル」があります。これは、「食」にも影響を与えており、代表的なものには豚とそれに由来するもの、アルコールの摂取が禁忌とされています。戒律があるムスリムにとっても、旅先での食事は買い物と同じくらい楽しみにしているというアンケート結果もあります。しかし、日本を訪れる敬虔なムスリム観光客は、「ハラルかどうか」という情報がないために、カップ麺を持参したり、ムスリム料理人がいる自国の料理が提供される店で済ませたりしているのが現状です。彼らの日本の食事を食べたいというニーズに、私たちはまだまだ応えきれていません。
戒律のある「ムスリムへの対応」とはどうしたら良いのか―
このセミナーでは、非イスラム圏の私たちが出来る、彼らに安心して食事を楽しんでもらえる「おもてなし」ポイントをお伝えします。彼らが気にかけているポイントが分かれば、訪日ムスリムのお客様にも、他のお客様と同様に自信を持って対応いただけるようになれます。これから、ますます拡大していくインバウンド市場において、ムスリムの心を捉えるおもてなしで、あなたのお店の売り上げUPを掴むチャンスをお見逃しなく!
11月11日(火)
「赤坂・溜池・虎ノ門・永田町」 会議室
東京都港区赤坂1-3-3 T-FRONTビル3F
10:30~11:00 受 付
11:00~ ハラル対策セミナー
12:30 終 了
ハラル対策セミナー(資料代含む):10,000円
アクマル・アブ・ハッサン (AKMAL ABU HASSAN)
1990年3月 マレーシアマラヤ大学卒業
1995年3月 群馬大学工学部卒業
1995年4月 東京三菱銀行入行(現・東京三菱UFJ銀行)
1998年1月 マレーシア国際貿易産業省 (MITI)入省
2005年7月 マレーシア貿易開発公社(MATRADE)
大阪事務所 所長補佐就任
2007年9月 ジョムマレーシアジャパン株式会社
代表取締役社長就任
2010年9月 マレーシア ハラル コーポレーション株式会社
代表取締役 就任
2013年1月 一般社団法人在日マレーシアプロフェショナル協会(MPIJ)理事長就任